広島県安芸高田市にあるテクニックステージタカタで全日本ダート選手権が行われました。
参加校は全国えりすぐりの男子23校、女子6校です。
千葉工大は先発隊(2日夜発)と後発隊(5日夜発)の2班に分かれて現地に入りました。
前回(一昨年)は前日の夜に出発して到着が翌日(練習日)の夜となってしまい、練習も出来ずに本番に挑んだ苦い経験もあり今回選手達は余裕を持って出発したようです。
私と桑原会長は後発隊(2年生)と東名の足柄SAで合流して、一路広島に向かいました。片道900km弱の行程ですが、「どこまで行っても1000円」が中止になった為か前回のようなものすごい大渋滞も無く、約13時間(翌朝の7時過ぎ)でタカタサーキットに到着、千葉工業大学のテントの下で先発隊の岡澤主将と現地の状況と他校の様子などを話していると、大きな袋を持って大きなカメラを2台両肩に下げてニコニコしながら「同窓会広島支部長」の(S32年電気卒)谷井宏先輩が練習日から応援に駆けつけてくれました。
「はい、差し入れです、今年は練習に間に合ったんですね」と言って地酒の差し入れを戴いてしまいました。
翌日の本番には41年卒の荒木先輩が奥様と一緒に大学4年間の(自動車部)アルバムを持って応援に駆けつけてくれました。
(アルバムにはS30年後半の外車やバスがたくさん写っていて感動してしまいました)
地方に出かけてもその土地の大先輩が応援に駆けつけてくれる、本当にありがたいことです。
結果:団体の部
優勝:慶応義塾大学 5分35秒808
2位:東海大学 5分38秒794
3位:明治大学 5分43秒636
4位:中央大学 5分43秒649
5位:広島大学 5分44秒639
6位:日本大学 5分45秒658
9位:千葉工業大学 5分51秒629
個人では鈴木君(3年)が15位とこちらも全関東からは順位を下げてしまいました。
インテグラやミラージュが主流になりつつある学生ダートの中でEP82スターレットで頑張っている千葉工大ですがそろそろ車種の変更も考える時期が来ているのかも知れません?
そうは言ってもかつては「ダートの千葉工」と言われていた千葉工大自動車部。千葉に戻ったら又OBからキツーイ指導があるかも知れません。
8月末(27日・28日)の全日本ジムカーナで汚名挽回を期待します。
コース試走(スタート前に先導に従いコースを試走します) |
個人総合15位に入った鈴木君の熱い走り!
トップバッター加藤君(2年)、同期の斉藤君(連盟員)の誘導でスタートラインへ
後ろで岡澤主将が心配そうに見ています。
加藤君スタート |
高速コーナーも難なくクリアー |
無事に到着(初めてにしてはマーマーのタイムです) |
谷井先輩とお友達がスタートの瞬間を待っています |
岡澤主将スタートラインへ |
岡澤主将スタート |
高速コーナー(踏んでます踏んでます!) |
3番手鈴木君余裕?の居眠り 桑原会長が心配そうに見ています。 |
岡澤主将好タイムでゴール 2本目期待? |
隣のピットの東海大シビック ダントツのタイムで個人優勝しました くやしー! |
3番手エースの鈴木君スタートラインへ ぐっすり寝たので期待しています |
鈴木君余裕のゴール! |
荒木先輩ご夫妻も到着し高速コーナー上のギャラリーコーナーに陣取っての応援です この後、目の前でまさかの悪夢が! |
加藤君2本目3秒以上タイムをつめてゴール 次の岡澤主将に期待が高まる |
岡澤主将2本目 |
高速コーナーの突っ込みで変な挙動? |
OBの見ている真下の高速コーナーで派手なスピンを披露
カメラの中から消えて行く |
くやしーあれが無ければ! 主将のいつもの一言(あれが無ければ) 2本目がいつもだめです! |
OBの皆さんごめんなさい 次の全日本ジムカーナは絶対に入賞します |
広島遠征隊も翌日の夕方(3時)に無事車庫に戻りました。
全関東ダート・全日本ダートと2戦続けて苦い思いの戦いでしたが、部員達は休む間もなく次の全日本ジムカーナ(鈴鹿)に向けての準備に励んでいます。
毎年鈴鹿はたくさんのOBが応援に駆けつけてくれます、今度こそOBの皆さんの応援に恥じない戦いをしてくれると信じています。
岡澤主将にとっては最後のスピード競技です、思い残しの無いように全力で頑張って下さい。